2019年6月5日水曜日

市営・県営住宅の退去前に知っておきたいこと

みなさんこんにちは!
青い空に飛行機雲が映える休日は、布団干しにせっせと勤しむポータルハートサービスの篠田です。とはいえ、ほとんど娘が動き私は指示を出すだけですが(笑)















さて、今回のテーマは
「市営・県営住宅の退去前に知っておきたいこと」
です。
市営・県営住宅の退去とアパート退去とは少し内容が違いますので注意が必要です。また市営・県営住宅の築年数によっても多少違いがあります。スムーズにストレスフリーで退去できるように、経験をもとに片付けのプロがアドバイスをさせていただきます。





市営・県営住宅の退去前の準備




①市や管理協会に連絡、確認

市営・県営住宅は「入居時の状態に戻す」ことが基本になります。築年数によって建て替えや取り壊しの予定がある建物は、退去時の基本である「入居時の状態に戻す」内容が緩和されることもありますので、市や管理協会に確認する必要があります。

「入居時の状態に戻す」ことが基本ですが、長い間住んでいると入居時がどうだったか忘れていることもありますよね。
・浴槽は元からあったか?
・給湯器は?
・カーテンレールは?
・網戸は?
・エアコンキャップは?
などなど。

確認したい事項を事前にメモしておき、市や管理協会に確認しておきましょう。






②後付け設備を取り外す段取りをする

後付けした設備は、取り付ける際も専門業者に依頼したように、取り外す際も専門業者に依頼しなければなりません。

1)浴槽、風呂釜、給湯器 → ガス屋さん
ガス可とう管接続工事監督者の資格が必須です。またプロパンガスの場合は液化石油ガス設備の国家資格が必要になります。ガスを取り扱うため一歩間違えれば大事故に繋がりますので必ず資格を保有した業者に依頼しましょう。

 
2)エアコン → 電気屋さん
一般家庭のルームエアコンなら取外しに専門資格は必要ありません。ただしエアコンの取り外しを失敗すると、エアコン本体の故障を引き起こすおそれがあります。別の場所に取り付ける予定のあるエアコンは専門業者に依頼することをおすすめします。


※注意! 故障しているルームエアコンはフロン(冷媒)回収作業が必要となりますので「フロンガスの回収技術者」の資格が必要です。※業務用のエアコン取外しにも必ず上記の資格が必要です。


3)地デジ、BS・CSアンテナ →  購入した販売店
専門資格は必要ありません。ただしアンテナは高い場所に設置している場合が多いため作業には危険を伴います。転落や工具の落下を防ぐためにも、購入した販売店などに相談し、専門業者を手配して貰うことをおすすめします。


4)増設した設備等
シャワーや給湯器を取り付けるために増設したガス、水道の分岐部分や蛇口の継ぎ足し箇所、コンセントの増設部分もすべて取外し元に戻す必要があります。


上記のような専門業者しか取り外せないものがある場合は、引越しシーズン等は込み合いますので、取り外す日程を決めて早めに連絡しておきましょう。



③備え付けではないものを取り除く

次に入居後に取り付けた、備え付けではないものを取り除きます。これが意外と大変です!!

1)押しピン
2)釘
3)フック
4)お守りの札
5)神棚
6)収納棚
7)アコーディオンカーテン(レールも)
8)ベランダの鳥除けネット
9)日よけすだれ
10)トイレのウォシュレット便座
11)手すり
などなど。



また壁に貼ったポスターやシールなどもすべて剥がさないといけません。ガラスに貼ったシールや時間が経過したシールは剥がれにくくなっているため量販店で販売しているシール剥がしが有効です。(ポータルハートサービスも実際に使用しています)


④畳の表替え、ふすま・障子の張替

畳の表替えには仕様、ふすま紙の張替は工法が決まっていますので注意が必要です。

1)畳表の仕様
畳表の縦糸が綿糸のもので、JAS2等のもの又は同等以上の品質のもの。  ※畳の裏返しではない
2)ふすま紙の仕様及び工法
ふすま紙は引手帯とし新鳥の子程度、縦目は設けず1枚ものとする。上張り紙は四周の周囲骨より10mm程度はみ出す大きさとし、周辺10mm部分にのり付けし、周囲骨の側面に織り込んで張り付ける。
※建築工事監理指針より抜粋



このように細かく定められています。畳の表替えやふすま・障子紙の張替には最速で3日、最長で1ヶ月かかる場合がありますので早めの予約が必要です。

また明け渡し検査の際に領収書(内訳・枚数等のわかるもの)を必ず持参しないといけません。



⑤清掃

各部屋の室内はもちろん、ガラス・サッシなどもきれいに清掃します。特に台所の流し台や換気扇内外の油汚れは入念に清掃します。吊戸棚や天窓がある場合は忘れがちになりますので注意してくださいね。明け渡し時に清掃が行き届いていないと再検査になる場合があります。

引越準備をしながら、使用頻度の低い箇所から少しずつ清掃していくといいですね。




まとめ


市営・県営住宅の退去前準備大きく分けて4つあります。
①まずは市や管理協会に確認
②専門業者の手配を早めにする
③後付け設備は引越日程に合わせ必要ないものから取り外していく
④清掃は念入りに!






いかがでしたか?
市営・県営住宅の退去時は各業者への連絡など事前にしておくことが多く、連絡ミスが起こりやすくなります。スムーズにストレスフリーな退去が行えるよう、そして明け渡し検査を一回でクリアできるように今回のブログを参考にしてください。もちろんポータルハートサービスにすべてお任せいただくことも可能です。

次回は退去する際に起きたトラブル実例をお伝えします。





お困りな時はいつでも気軽にご相談くださいね。

担当:篠田

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